整形ドクターに怒られる話
“関節に針を刺してはいけない”
よく、膝に水が溜まったので抜いてもらった。とか
ヒアルロン酸を注射してもらった。とか
内視鏡検査した。とか聞きますが
人の関節は、骨と骨の間に関節包という膜に覆われてます。
その中には軟骨があり、滑液という潤滑液が軟骨同士の摩擦を軽減します。
さておき、人の体は神秘的に造られていて、
関節の中は陰圧(内部の圧力が、外部より低くなっている状態)になることで、おそらく関節を少ない抵抗力で動かしている(軽い力で動く)といえる。
しかし、ここにひとたび針を刺すと外気と接触して圧が変わってしまう。
針の穴はほっておけば治癒するが、圧は元どおりには戻らないそう。。
例えば、歩行において、膝は体重を支える重要な役割を果たすけども、ここに針を刺したとこでスムーズに動かなくなったとしたら?
かえって良くないかもしれませんね。
しかしながら、人によっては
「動きがスムーズとかよりも、今すぐこの痛みをなんとかしてほしい!」
ということもあると思います。それはもう仕方ないかもですね。痛いと動かしたくもないですから。
私の言いたいこととしては、
ドクターに勧められるままに検査・治療してもらうだけではなく、針を刺すということはこういったリスクもあるよ。
ということを言いたかった^_^
※この前、理学療法手技の練習会に参加した時の話です。エビデンスについては提示できませんので、それぞれでご判断ください^_^
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