k2puddingのお絵かきブログ

おえかき好きによる、お絵かき好きのための、お絵かきについて語らないブログです(笑)
好きなことをするには体が資本♪
健康寿命の延長をテーマに、私がインプットしたことを忘れないうちにアウトプットしてます^^

 
※1 ここに書いた記事の内容を実践して、健康被害・その他不利益がでたとしても私は責任を負うことができません。
そのことを承知した上で自己判断でお読みください。
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水を飲んで運動効率アップ?!飲水への期待!

最近、院内発表用に勉強しています^^;
飲水は仕事内容と直接関わりはないのですが、取り組みとしては大事かなと思ったので、
その目的についてどこまで明確にできるか頑張って簡単にまとめてみました。



1. 飲水による運動効率アップへの期待

1-1覚醒の低下を防ぐ(キーワード:認知症、水分、予防、竹内孝仁)
体内の水分が1~2%欠乏することで覚醒低下し、意識障害におちいる。体重50kgの人の1%は250mlである。(水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない 竹内孝仁著)


1-2筋力低下を防ぐ(キーワード:筋力、水分、予防)
運動時は筋肉の活動で体温が上昇し、大量に発汗する。大量に水分を失うことで運動のパフォーマンスの低下にもつながるため、スポーツ時には電解質や水分の補給が特に重要。(日本コカ・コーラ株式会社HPより)


1-3関節痛を防ぐ(キーワード:関節痛、水分、予防、バトマンゲリジ)
関節軟骨の水分は血液によって骨の中から加水されている。水分不足により関節軟骨に骨側から得られない場合、関節嚢より水分を得ようとし関節嚢を腫脹させる。


(病気を治す飲水法 F.BATMANGHELIDJI.M.D.著より)


1-4熱中症を予防する(キーワード:熱中症、水分、予防)
発汗によって血液中の水分が減少すると、生体内では細胞外液と内液の移動によって循環機能に支障を来さないような体液を維持するような調整が行われる。しかし、水分補給を行わないと、脱水による血液の濃縮のために循環不全を起こし、酸素や栄養素の運搬あるいは体温調節にも重篤な障害を起こして、熱中症を起こすことがある。(厚生労働省HP)


1-5インフルエンザを予防する(キーワード:インフルエンザ、水分、予防)
咽喉から肺に至る気道の内壁は粘膜と繊毛に覆われており。気道に入った異物は粘液で捕らえられ、その下にある繊毛が異物を移動。痰として体外に排出、または、食道から胃に入り消化される。線毛の弱点は「寒さ」と「乾燥」であり、冬にインフルエンザにかかりやすいのはこのためである。(ライオン株式会社HPより)


湿度15の部屋で2チームに別れて書初めをした後に、鼻の中にサッカリンを入れて線毛の元気さを測定。書初め中に水を飲んでいたチームは6分26秒で甘みを感じた。一方、水を飲まなかったチームは17分31秒もかかった。(2014年1月8日放送NHKためしてガッテン TVでた蔵サイトより)


1-6脳梗塞および心筋梗塞の予防(キーワード:脳梗塞、心筋梗塞、水分、予防)
・脱水は血液粘稠度を上昇させ、 脳梗塞や心筋梗塞を惹起する原因の一つである。
・血液粘稠度上昇には、脱水以外にも重要な複数の要因が関連する。
・夜間の水分補給は血液粘稠度を下げるが、脳梗塞を予防するという証拠はない。
・コップ5杯以上の水を飲む人は、2杯以下しか飲まない人より心筋梗塞の発症が低いとする報告が1つ存在した。
・血液粘稠度には日内変動がある。朝に発生する脳梗塞 ・心筋梗塞は朝の血液粘稠度の上昇に起因する可能性が ある。
・朝方の血液粘 稠度上昇は、夜中に電解質加飲料水250mlを飲むと予防できる可能性がある。
・コップ5杯以上の水を飲む人は、 2杯以下しか飲水しない人より心筋梗塞の発症率が低い。
(水分を多く摂取することで脳梗塞や心筋梗塞を予防できるか? システマティックレビュー 岡村菊夫,鷲見幸, 遠藤英,他 日本老年医学会雑誌Vol. 42 (2005) No. 5 P 557-563)



以上の6つは、グーグルにてキーワード検索することで、水分補給によって改善すると記述されている記事は沢山出てきます。
しかし、グーグル・スカラー(論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできる)にて同じキーワード検索を行ったところ、熱中症と脳梗塞・心筋梗塞予防以外は信頼のおける文献がヒットせず、どれもエビデンスにかけていると考えられました。今後もっと研究が期待される項目であると考えます。