k2puddingのお絵かきブログ

おえかき好きによる、お絵かき好きのための、お絵かきについて語らないブログです(笑)
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健康寿命の延長をテーマに、私がインプットしたことを忘れないうちにアウトプットしてます^^

 
※1 ここに書いた記事の内容を実践して、健康被害・その他不利益がでたとしても私は責任を負うことができません。
そのことを承知した上で自己判断でお読みください。
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飲水量とタイミング

1日に必要な水分量をまとめてみました。
自分がわかる程度にまとめているので読みにくいと思いますが、
よろしければどうぞ(^^;


2-1飲水量
2-1-1一日に必要な飲水量。
成人男子が比較的安静にしていたときの水の収支は2.5Lであると言われています。それに対し入る量は、食べ物に含まれている水分、体内で生成される水分で合計1.3L。差し引くと約1.2Lの飲料を経口摂取する必要があります。また、運動や温熱環境のために発汗量が通常より多いときには、それに見合う水分量の確保が必要となります。(厚生労働省HPより)

(画像:厚生労働省HPより)



2-1-2年齢による構成比率
私達人間は、成人において体重の60%。高齢者では50%の水分で出来ているとされています。
たくさんの水分で私達の体は構成されていますが、その水分のほとんどが筋肉へタンクのようにして蓄えられています。しかし、筋肉量が少ない高齢の方は身体には蓄えられる水分量も少なくなってしまいます。そのため、脱水症や熱中症になりやすいと言われています。(http://介護士.jpより)

(画像:熱中症環境保護マニュアルより)



2-1-3体重でみる飲水量の計算式
飲水量の計算式は、厳密に環境、温度、内科疾患、現在の症状によって異なります。これらの計算式については根拠を明らかにすることは出来ませんでしたが、以下の通りです。
・必要水分量(L/日)=実測体重(kg)÷30
(病気を治す飲水法 F.BATMANGHELIDJI.M.D.著より)
・必要水分量(ml/日)=実測体重(kg)×33
(keisan 生活や実務に役立つ計算サイトより)
・ 25歳~55歳 …  35ml/Kg/日
55歳~65歳 …  30ml/Kg/日
65歳~    … 25ml/Kg/日
(リハビリテーションと栄養管理 西岡心大 宮澤靖 静脈経腸栄養 Vol.22 No.4 2007 )



2-1-4夏期における高齢者の飲水目安
「高齢者にとって1日に必要な水分量1994年の猛暑の夏に実施した在宅での健康な高齢者を対象にした水分摂取量を調査した報告では、1日の水分総摂取量は平均2700mlであった。 その内訳は、飲用水で1600ml、 食物によって摂取される量が900ml、代謝水が200mlであった。」
(夏期における高齢者の水分代謝 岡山寧子, 木村みかさ, 奥野直,他日生気誌. 33(4), 1996,147-155.)


文献では、高齢者の健康維持のため1600ml水分摂取することが示唆されています。



2-1-5飲水量に注意が必要なケース
・心不全 血液量が増えることでさらに心臓に負担がかかる。
・腎不全 腎機能の低下により水分を体外に排出できないため、体に肺や心臓に負担がかかる。
・過度な飲水(7L/日) 健常人であっても水中毒で死に至ります。
重篤な心不全、腎不全を持っている方については、生命の危険に至るので必ず医師の指示に従ってください。



2-2飲水タイミング
2-2-1飲水タイミング
厚生労働省の健康のため水を飲もう推進運動では、“寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要”とうたっています。

(画像:厚生労働省HPより)



2-2-2運動における飲水タイミング
水を飲むタイミングと量
運動を始める30分前に、250~500mlを何回かに分けて飲む
運動中は20~30分ごとに、一口~200ml程度を飲む
運動が終わった後は、減った体重分を補うように何回かに分けて飲む
(http://スポーツ水分補給.com)



2-2-3運動時の飲水頻度
「大学野球選手と大学アメリカンフットボール選手を対象に自由飲水時の飲水量体重減少量および発汗量と環境温度との関係を検討した.野球練習時およびアメリカンフットボール練習時の環境温度(WBGT)と発汗量飲水量(スポーツドリンク)の間には有意な相関関係が認められた.また,飲料を水道水とスポーツドリンクとした場合について比較したが同様の関係が認められた
体重減少量はいずれの条件においても環境温度との間に有意な関係は認められず,水道水,スポーツドリンクともに体重の減少量は一定の範囲内に保たれた.しかし,体重の減少量はスポーツドリンクが水道水より低値を示し,水分補給割合はスポーツドリンクが高値であり,その効果として体液の損失量を低値にしていることが示された」
(運動時の発汗量と水分摂取量に及ぼす環境温度(WBGT)の影響 中井誠一,芳田哲也, 寄本明,他 体力科学(1994)43,283~289)


文献では、飲水間隔の違いによって発汗による損失量には差がないが、短い間隔でとることにより高温多湿の環境下の運動中において体温を低下させる。と示唆しています。


2-2-4脱水量と脱水症状

(表:大塚製薬HPより 出典:森本 武利)


脱水量によって上記症状が現れます。しかし、高齢者は、加齢に伴い脳にある口渇中枢の機能が低下するため、身体が水分を欲していても喉の渇きを感じにくいと言われています。(http://介護士.jpより)そのため、喉の渇きなどが現れるよりも前に水分を補給する必要があると考えられます。